タラバガニをお美味しく食べよう
寒くなると食べたくなるのが「カニ鍋」ですよね?カニ鍋の代表と言っても過言ではないのが「タラバガニ」カニの王様とも呼ばれ、ぎっしり詰まった身の食べ応えは他のカニとは一味違います。今回はタラバガニの旬や食べ方など、図解でご紹介します。
タラバガニって?
タラバガニを漢字で書くと「鱈場蟹」と書き、タラ(鱈)の漁場で網にかかっていたことからこの名前がつきました。つまり「鱈の棲息する海にいる蟹」という意味です。
カニという名前が付きますが、実は「ヤドカリ」の仲間なんですね。生物学上ではヤドカリの仲間ですが、その味はカニの中でも上位に入りますので、「タラバヤドカリ」という名前にすると美味しいイメージでは無くなってしまうので「タラバガニ」になったという説もあるようです。
タラバガニの旬はいつ?
タラバガニの主な旬は、4月から5月と11月から2月までの二度あります。一度目は流氷が去った時期、タラバガニは産卵のため深い海から浅場に上がってきます。そのため収穫しやすいこともあり、収穫量全体の大半がこの時期に集中します。この流氷が去った後に獲れるタラバガニは、甘みが非常に強いと言われています。
二度目は脱皮を終えて殻が硬くなり(硬蟹)身がぎゅっと詰まっている状態が多いため、サイズも大きく美味しいタラバガニが獲れることが多いです。
タラバガニ脚の捌き方・食べ方など
○用意する物
・キッチンバサミ(もしくは包丁)
・軍手(もしくはビニール手袋)
・新聞紙やお皿など
※カニをさばく際、汁などが飛ぶ可能性もありますので、エプロン等をすることをオススメします。
1.脚の根本部分を切る
脚の一番太い部分(関節の手前と脚の付け根1センチ程度の場所)をハサミなどで切ります。同時に脚の付け根も縦に切り分けます。
2.脚の関節部分を切る
脚の関節部分を同様に切っていきます。すべての脚で同じ作業を繰り返すことになります。
3.各部分を縦に切る
関節部分を全て切り終えたら、今度は縦にハサミを入れて切っていきます。上から半分下から半分とハサミを入れたほうが切りやすいでしょう。
4.爪の部分を切る
爪の左右に縦にハサミを入れます。そうすることで綺麗に爪の殻を剥がすことができます。
以上、タラバガニのさばき方(食べ方)でした。ハサミや包丁などを使いますので、怪我などしないよう十分注意して行ってください。
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